前回に引き続き、簡単に使える恋愛心理学テクをご紹介したいと思います。前回は「時間よりも回数が大切」「イエス、バット方式が効果的」ということをお伝えしました。今回ご紹介するのは、「相手にイエスを言わせる方法」と、「あなたを欲しがらせる方法」です。

1.「イエス」と言わせたいなら食事中に

誰かと食事を経験すると何だか距離がぐっと縮まったような気になりませんか？これは、自律神経の副交感神経の作用によるもの。食事をしている時は、副交感神経系が活動し、興奮が抑えられ、リラックスしている状態になるのだそうです。つまり、食事中はリラックスして心が緩みやすくなっているため、説得などにも応じやすくなるということなんですね。このテクニックはビジネスシーンでも多く活用されています。大事な商談などを、料亭などで行うのはこういう効果があると知っているからなのですね。もし彼への告白や、何か説得して「イエス」と言わせたいことがあるのであれば、ぜひ食事中に話してみてください。彼もリラックスして心が緩みきっているので、あっさりイエスをもらえるかもしれません。

2.手に入らないから欲しくなる！

「カラダの関係を持ったら、彼が冷たくなった」「こんなに尽くしているのに、彼がどんどん離れていってしまう」そんな経験はありませんか？実は、これには心理学的理由があるのです。それは「間歇（かんけつ）強化」というもの。これは、心理学用語で、確実にもらえるとき以上に成功報酬がもらえる頻度が少ないほど、もらえたときの快感が大きくなり、その余韻を味わうために、何度も継続してしまうという心理原則です。もっと簡単に言うと、毎回報酬がもらえるときよりも、時々報酬がもらえることの方が人間はのめり込みやすいということです。ギャンブルやゲームにのめり込む人や、手に入らない相手にどんどんハマっていく人は、この心理効果が働いているからなんですね。これを逆手にとり、彼の言い成りにならず拒否したり、たまには彼以外の男性とも仲良くしたりすれば、彼はあなたがなかなか手に入らないと感じ、あなたにハマることでしょう。

おわりに

いかがでしたか？心理学の観点から見るとちゃんとした理由があったりしてとても興味深いですね。「心理学」とは人間の心や行動を理解するための学問。そして恋愛に欠かせないのは、相手の心を理解すること。つまり心理学と恋愛とは、とても密接した関係なのです。メンタリストのDaiGoさんはきっと恋愛の達人なんでしょうね！心理学を勉強してみると、恋愛やお仕事など対人関係がスムーズにいくようになるかもしれませんね。